こんにちは!
キッズプログラミング教室「イフキッズアカデミー」の
池ちゃん先生です。
「プロ」って、自称みたいなところありませんか?
スポーツみたいにプロ選手と言われていて、お金をもらいながら
仕事としてスポーツをされていると
自他ともに認める「プロ」なんでしょうけど、
そうじゃない分野の「プロの定義」って何でしょうね。
※ご安心ください、僕はプロの独身なんで。
「逃げるは恥だが役に立つ」より
IT業界も…資格がなくても、自称「プロ」だったりします。
そういう私も
プロのシステムエンジニアだと自負しているわけですが(笑)、
システムエンジニアでプロを名乗る場合
少なくとも現場&当社では
どんなことが必要かな?といろいろと考えてみました。
お金をもらってシステムを作っていたらプロでしょ?と
言われてしまったらそうなのですが、
お客さまの立場で考えてみたところ
「お客さまの要望を引き出し、
お客さまが本当に望んだ形で実現出来る」
がプロのシステムエンジニアの条件かと。
システムを作るにあたって、最初にお客さまから要望を聞くのですが、
たいていの場合は本当に望んでいたものと違っています。
お客様はシステムのプロではないので、
どんな説明をしたら、私たちエンジニアに通じるかわからないので、
「抽象的」に「ふわっと」説明することが多々あります。
つまり、
お客様はホントは「中華丼」が欲しい。
だけど中華丼のことをよく知らないし、説明がうまく出来ないので、
彼らの持つボキャブラリーの中で、
雰囲気と断片的なイメージを伝えようとします。
「ご飯の上に、とろっとしたあんが乗ってる。中華風のごはん」
と説明するとします。
たしかに、答え「中華丼」を知っていると
その要望の意味もわかるのですが、
「中華丼」がブランクになっている場合、
あんかけチャーハンとも、天津飯とも、取れるわけですよね。
で、
お客様の本当に望むもの→中華丼
お客様が説明する要望→あんかけごはん
と相違が出てくるわけです。
このように、お客さまが要望として話してくれたものと
本当に必要だったものは実は異なることが多々あります。
そのため、システムエンジニアとしては以下に本当に
お客様が必要だと思っているもの(中華丼)に近づけられるか?
が勝負なのです。
システム開発は「1+1=?」「?に入るのはな~に」という仕事ではなく、
「□+△=2」「□と△はな~に」というような仕事です。
(プログラミングもね。)
なので、どのように答えを実現するかがエンジニアの力量なのです。
経験の浅いエンジニアは「2にするために□や△をどうすればいいか?」を考えることで精一杯になります。
プロのエンジニアは、お客様すら気づいていなかった要望を
引き出したり「本当に答えは2なの?こうすれば3になって、より良くなるんだけど」というところまで考えます。
ただ、この「より良くなるんだけど」を勝手にやってしまうと
それはプロではない独りよがりのアマチュアエンジニア。
(趣味でシステムを作っているなら、それでいいんですけどねぇ。)
「より良くなると思っているアイデア」はSEが思っているだけかもしれなくて、
お客さまが実際使う際により良くなるかどうか、はお客さましか分かりません。
「より良くなる方法を」実現するのにすごく時間がかかったり、
追加で予算が必要というような話になってしまったら、
お客さまに却って迷惑になってしまうということもあります。
そうならないようアイデアの時点でお客さまに提案、確認するのが
プロのシステムエンジニア。
ちゃんとお客さまの同意を取りながら、お客様の本心を引き出し、
望む形に仕上げていく。
ここでコミュニケーション力が発揮されるわけですね。
このようなプロのエンジニアになって欲しいと願いをこめて
イフキッズのプログラミング教室では日々教えています。
決してプログラミングオタクにしてやる~とか思ってないですよ。(笑
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