こんにちは!
キッズプログラミング教室「イフキッズアカデミー」
池ちゃん先生です。
今回は、2020年のプログラミングに関するお話を。
(毎度毎度しつこい、と言わずにお付き合いください(笑))
根本的な話をしますと…
まず何故、小学校の段階でプログラミングの授業が導入されるのでしょうか?
パソコンの操作できるようになるため?
→それなら、従来のパソコンの授業で良いわけです。
プログラミングが次世代の職業スキルとして注目されているから?
→それもありますが、小学校段階で職業スキルを意識しているわけではありません。
文科省の言っていることを要約しますと
「プログラミングを通じて、小学校段階から
論理的思考や創造力、問題解決能力等を育成するため」
とあります。
プログラミングの得意な人材育成が目標ではなく、
プログラミングを教材として、論理的思考や創造力、問題解決能力を学ぶ
のが本当の教育目標ということですね。
では、この中の論理的思考とはなんでしょう?
論理的思考とは
・筋道立てて考えること
・結論までの考えを根拠を示しながら考えを論じること
です。
つまり簡単に言うと
「人とのコミュニケーションの中で役立つスキル。」
ということです。
大人でも子どもでも、本当に言いたいこと(結論)に至るように、
話す内容や順序を考えるというのは、
人に物事を伝える時になくてはならないスキルですね。
ちなみに論理的思考の反対語は「直感的思考」です。
思ったことをそのまま言っちゃうって奴ですね。
例えば
A君「文化祭の出し物はみんなでダンスが良い!僕が好きだから」
B君「え~、難しいから無理!」
・・・雑な会話ですよね。何にも伝わりません。
ではA君は、どうすれば文化祭にダンスの出し物したいということが、
B君に伝わるのでしょうか?
A君「文化祭の出し物はみんなでダンスが良い!
僕は簡単な振り付けでもみんな揃えばカッコいいものが作れると思います。
また、得意な子が難しいパートを頑張ったり、分かりにくいところを教えあったりすれば、全体の練習の負担は少なくなります。
それに、みんなが知っている曲や振り付けを入れれば会場も盛り上がって楽しい文化祭になります。」
B君「不安はありますが、簡単な振り付けなら頑張ってみたいと思いました。」
というように、
A君は苦手な子の反対意見を予想して対案を示しながら、
ダンスにしたら文化祭が盛り上がることも更に提案する。
それを受けて、B君は不安を伝えながらも対案に対して納得と理解を示す。
これがコミュニケーションです。
直感的思考に任せるのではなく、
論理的に相手に伝わるよう、「何故」「どのように」
「そのためには何が必要か」などを駆使し、
相手が自分の結論に納得するように伝える。
そのためには、会話の構成要素や伝えたい要点を常に頭の中で練る必要が
ありますよね。
プログラミングに触れなくても、日常から養える能力です。
そしてそれは逆にプログラミングに触れた際にも
「何をタスクに入れれば、求める動作に繋がるのか」という
思考に生かされるのです。
イフキッズでは、講師と子どもとの会話も大切にしてます。
例えば分からないという質問に対しても講師は
「何が分からないのか?どこでつまづいているのか?」を
子どもから話せるように導きます。
そして解決も、答えを直接教えたり講師がプログラムを直したりはせず、
うまくいかない因果関係や理解し切れていない箇所に
子ども自身が気づいて直せるように指導しております。
また成果物のプレゼンも行うことで
「子どもが自分で考えを話す力」を伸ばすことにも
積極的に取り組んでいます。
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