皆さん、こんにちは!
子どもプログラミング教室、「イフキッズ・アカデミー」、アシスタントのさっちゃんです!
先日、ベネッセが発表した、小学生の将来なりたい職業ランキングが話題になっていましたね。
具体的にはこちら!
引用:ベネッセ教育情報サイト 小学生がなりたい職業ランキング 進研ゼミ小学講座調べ
なんと、男子のなりたいもの1位に「ゲームクリエイター、プログラマー」が堂々のランクインをしてくれています!
また、ここ数年、上位ランクインが続いている「ユーチューバ―」は男子2位、女子4位とこちらも相変わらずの人気です。
「自分でなにかを作る」職業が人気になるのは、夢があって良いですよね♪
しかし、夢いっぱい、未来いっぱいのランキングに心が躍るが一方で、友人たちからこんな風に語る子どもたちもいると聞きました。
「なにになりたいのかわからない」。
「なりたい職業ってどうやったらみつかるの?」。
「まだ、わかんない」。
友人のお子さんがまさにこの口のようで、
「うちの子、なりたいものがないって言うの」と友人は寂しそうに話していました。
ただ、子どもたちの気持ちも実は少しわかります。
私自身、なりたいものがなかなか見つからない子どもだったので、突然将来の夢を聞かれたって、
「そんなん、わかんないよ〜」
と思っていました。
けれど、やっぱりなりたいものがある方が、子どもたち自身のやる気にも、成長にも繋がりますから、親としてはなりたいものを見つけてもらいたいな、と思われると思います。
ということで、本日は「夢がない」と語る子に大人としてできることはないのか、を考えていきたいと思います。
1.なりたいものがない、は、もしかしたら知らないからかも?
世の中には実にたくさんの仕事があります。
ランキングに上がっている仕事はごくごく一部で、ここにはない仕事だって山のようにあります。
たとえば、動物を相手にする仕事で考えてみましょう。
・動物園、水族館の飼育員
・獣医
・動物看護士
・盲導犬、介助犬訓練士
・トリマー
・酪農家
など、たくさん出てきますね。
けれどもちろんこれだけではなくて、年をとり役目を終えた盲導犬の老後の生活のサポートをする、という仕事や、畜産業の経営を衛生面や設備面の知識でサポートする畜産技術者など、「動物」でくくっただけでも多種多様です。
しかしおそらく多くの子どもたちは、動物、というくくりだけでもそれこそ両手に余るほど仕事があることを知らないのではないでしょうか。
だからこそ、我々大人が、
「世の中にはこんなに仕事があるんだ」ということを教えてあげるのが大切なのではないかな、と思います。
探してみると、職業の紹介や子どもの将来の夢を見つける糸口になれば、といったコンセプトで描かれた絵本や書籍も実にたくさん売られています。
たとえばこの本だと、さまざまな職業の裏側を実に詳細に描いてくれています。
内容的には、保育園、幼稚園に通うお子さんにも楽しめる内容ではあるのですが、内容の濃さから考えると小学生でも楽しめると思います。
小学校高学年から中学生のお子さんには下記のような本もおすすめです。
職業の内容だけではなく、給料はどれくらいか、などまで載っています。小学生や中学生でも起業ができる今だからこそ、どれくらい稼げるのか、という突っ込んだ内容が子どもたちにも人気のようです。
こうした書籍や、キッザニアのような職業体験を実際に取り入れていくことで、子どもたちの職業知識が増え、夢のきっかけにも繋がっていくと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2.好きなものや得意なものをまずは見つけていく
大人になると好きだけでは仕事はやっていられない、などと夢のない言葉もよくきくようになりますが、反面、
「好きなものは長続きする」なんて言葉も身に染みてきます(笑)
だから、もし、
「将来なりたいものわからない」とお子さんがおっしゃったら、なにはともあれ、自分が好きなことをお子さんに探してもらい、そこから将来の夢を探していくというのはいかがでしょうか?
前述の職業は多岐にわたる、という話にも繋がりますが、「好きなもの」を中心にどんな仕事があるのか考えてみると実に多くの仕事があることがわかります。
たとえば、お母さんのお料理を手伝うのが好きなら、「料理人」「栄養士」「喫茶店経営」とか。
車のプラモデルを組み立てるのが好きなら、「おもちゃ会社でプラモデルの企画」とか、もっと大きな枠で捉えて「車の修理、塗装」、あるいは「自動車会社での新製品開発」とか。
はたまた、学校で学んでいる算数が結構好き、とかなら、「公認会計士」「ファイナンシャルプランナー」「物理学者」なんて選択もありかもしれません。
好きなものを見つけ、それに繋がるような職業があることを教えてあげるだけでも子どもたちが夢を持つきっかけになると思います。
3.なれるわけない、をひっくり返していこう
子どもが夢を持てない理由の中に、
「〇〇だから、なれるわけない」
という言葉が出てくることもあります。
これは年齢が上がってくると出やすいようです。学年が上がれば上がるほど、得意、不得意が見えてきて、どうしても「自分ってできないんだ」と落ち込むことも増えてきますからね・・・。
ただ、実際のところ、これはそれほど悲観することでもないと考えます。
なぜなら、「〇〇だからなれない」ということは、うすらぼんやりとでも夢らしきものがあるからこそ出て来る言葉なんじゃないかな、と思うからです。
だとすれば、対処すべきは「自己肯定感」の薄さの方であり、自分を褒めてあげる、認めてあげる意識を子どもに持ってもらうことで解決できます。
「決してできないわけじゃない」
「こんなこともできている」
「君はすごいんだぞ」
と、まずはお子さんのできることを一緒に数えてあげることから始めてみるのはいかがでしょうか。
そうして少しずつ自信をつけてくれれば、将来の夢へも自然と向き合えるようになってくるはずです。
4.夢のきっかけに習い事を利用しよう
夢って変わりやすいものですよね。
小学校のときは「お花屋さん」と言っていたのに、高校生になったら「公務員」になっていたりします。
年齢によって見える世界が変わってくるので、ごくごく当たり前の変化ですよね。
そう考えれば、今夢がないからといって、永遠に夢がない、というわけではないので、慌てずに見守っていくことも大切かもしれません。
(余談ですが、私の父は子どものころの夢が「機関車になりたい」で、うちの旦那さんの夢は「ロケットになりたい」でした。どちらも生物ではなかったけれど、二人とも立派に大人になりました(笑))
ただ、子どものころにやっていた習い事が思わぬところで役立って、高校生、大学生になったとき新たな夢に繋がる、というケースもあります。
たとえば、大学受験の際、なんとなく工学科を選んだけれど、昔から習っていたプログラミングの知識が大学での勉強に大いに役立ち、その流れからロボット工学の科学者を目指すことになった、というようにです。
子どもの夢は変わり続けるものかもしれませんが、なんとなく続けていた習い事が新たな夢に繋がることも十分にあります。
だとすれば、なるべく多くの選択ができるような地盤を、習い事を通して子どものうちから作ってあげることこそが大人のできる最大の応援方法かもしれません。
「なりたい職業とかよくわからない」と悩む子どもたちに私たちができることを考えてきましたがいかがでしたでしょうか?
難しい問題ではあるのですが、我々大人がイキイキとかっこよく働く姿を見せる、というのも大切かと思います。
「大人、いいな!」
という憧れもまた、夢を紡ぐ原動力の一つになりますからね♪
ということで!
最後までお読みいただきありがとうございました!
引き続き、イフキッズをよろしくお願いいたします♪
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