こんにちは!
キッズプログラミング教室「イフキッズアカデミー」の
池ちゃん先生です。
AI(人工知能)って最近よく耳にしますが、
みなさんはどんなものを想像しますか?
自ら学習するコンピューター、というのが
一番ざっくりしたAIの説明になりますが、
実はこれといった定義はなくて、
そのせいもあって具体的な姿が想像しにくいもの。
ですが実は結構近くにあるものなのです。
今日はそんなAIの代表例をご紹介!
①Googleアシスタント、siriなどスマホの音声アシスタント
「オッケー! Google!」
のCMでもおなじみのGoogleアシスタントや、
iPhoneのsiriは、AIによるスマホのサポート機能。
声をかけるだけで、アラームのセットをしてくれたり、
スケジュール登録をしてくれたりするこの機能を使われている方も多いかも。
機械だからたま~におかしな返答はしてきますが、
そのちぐはぐさが面白かったり(笑)
たとえば、
私「あなたの好きな食べ物は?」
Googleアシスタント「私の好きな食べ物は『くさや』です。
でも私には鼻がありませんから、あの臭いを楽しめないのが残念です!」
こんなユニークなことを素早く返せるのも
AIのなせる業ってとこですかね(笑)
②スマートスピーカー
スマホやPCを介することなく、声をかけるだけで音楽を流したり、
LINEメッセージを送ったり、ニュースを読み上げたり、
雑談をしたりができるスピーカー。
主なものとして、
Amazon Echo
Google Home
LINE Clova WAVE
があります。
Googleアシスタントやsiriとやれることは似ていますが、
このスピーカーに対応した家電とセットで使えば、
「エアコン温度下げて」の一言でエアコンを操作し、
温度を下げてくれたりもできてしまうすごいやつです!
これがあれば、リモコンを求めてさまようことももうない(笑)
③COCOROBO、ルンバなどのロボット掃除機
勝手にごみを見つけて掃除してくれるロボット掃除機。
これにもAIが組み込まれていて、何度か部屋の掃除をするうち、
部屋の広さや作りなどを学習し、効果的、かつ合理的に掃除をしてくれる優れもの!
「ルンバ」はロボット掃除機の先駆けとして有名ですが、「COCOROBO」には、家電やITを単なる道具ではなくパートナーに、を目指すシャープらしい、可愛い機能がついています。
挨拶をしたら返してくれたり、自分の働きぶりや、ごみの捨て時を訴えてくるというものですが、その言い方がなんだかかわいい!
「苦しいよ~、ごみを捨ててね!」
こういうのが家に一台あると、お子さんも喜ぶかもしれませんね!
④人間の代わりにAIが受け答え!コールセンターへの利用
家電が故障したときや、宅急便の配送依頼など、
コールセンターに電話をするケースもあるかと思いますが、
その際の電話の受け手をAIにする、というもの。
これは受信だけではなく発信も可能で、
コールセンターの人手不足の解消に役立っているとか!
普通に電話して話している相手が、実はAIだったりして?!
⑤医療の世界にもAIが!
国立がん研究センターでは、今はまだ実用化には至っていませんが、
AIにより大腸がんを発見するシステムの開発に成功したそうです!
お医者さんが肉眼では見落としがちな病変を、
膨大なデータを所有するAIにより、98%の成功率で見つけ出せるとか。
これが実用化されれば、実際にAIに診断される未来も遠くないかも!
中国では、AIを使用することによって
無人の警察署を運営する計画があるそうです(驚)
私たちの生活に今後、ますますAIが食い込んでくるのは間違いなさそうですね。
とはいえ、忘れちゃいけないのはAIを作り出したのは人間である、
ということ。
そう考えると、プログラミングスキルって
ものすごい可能性を秘めていると思いませんか?