こんにちは!
キッズプログラミング教室「イフキッズアカデミー」
池ちゃん先生です。
最近は「AI」という言葉がだいぶ浸透していきました。
AI=人工知能、ですね。
ほんの少し前までは空想科学のようなものだったのが、
今や当たり前のように日常に運用され、
AIを用いた装置に任せておけば格段に人手が減らせたり、
自動化ができる仕事も増えました。
まさに人口減少時代に無くてはならないツールです。
が・・・、一方で
「人間に出来る仕事が減ってくるんじゃないの?」
という不安もあるのではないでしょうか?
AIの得意なこと
まずAIとはざっくり言うと
膨大なデータを蓄積し、それらを
用意された条件に基づいて瞬時に引き出せる人工知能です。
以前話題になった、囲碁で現役チャンピオンを下したAI囲碁ソフト
「アルファGO」。
このAIはチャンピオン一人の持つ記憶と経験をゆうに超える
膨大な過去の対局データを読み込み、
それを囲碁のルールと相手の置き方に照らし合わせて、
即時的に解析して勝てる方法を算出しチャンピオンに勝利したのです。
こういった機能特化したものでなくても、
基本的にAIとは
・膨大なデータの蓄積
・蓄積データに基づく現状にあった分析
・マニュアル化やルール化された作業へのデータ運用
この3つが瞬時に処理できるとされています。
実際のAI運用事例
ではAIを実際に用いた仕事の現場とは?
とある企業のコールセンターにはAIが導入されています。
掛かってきた電話の相談内容をオペレーターが入力すると、
似たような相談事例や解決方法が瞬時に抽出される
「オペレーター支援ソフト」としてです。
オペレーターは、この抽出されたデータを手がかりに
電話の向こうのお客さまの問題解決に当たるのです。
このソフト導入により大きく2つのメリットがあります。
・相談内容の共有(オペレーター個人では知らない、もしくは思い出せない解決方法がすぐに見つかる。)
・電話先のお客様を待たせない(長い時間保留して調べる必要が無いから、スピーディーな対応ができ、結果従来より多くの相談に対応できる。)
コールセンターなんて待たされるのが常だったのが、夢のような革新です。
だけど、なぜ「支援ソフト」なの?とは思いませんか??
そのまま、自動音声読み上げソフトとAIを結びつければ
オペレーター人員はもっと減らせます。
オペレーターという仕事も無くなるかも知れません。
でも、無くなってませんよね。
人間にしか出来ない「直感・経験・人柄」=人間性
どんなに的確な解決策でも、
それが電話先のお客様の不安を解消できるとは限りません。
それこそ人はそれぞれ違うから。
電話先の相手を思うのは人にしかできないのです。
「どうやら少し聞こえづらいご高齢の女性のようだ。
はっきりした声で、平たい言葉でご説明した方がいいかな?」
「とっても不安がっておられる、温かい声でまずは
『大丈夫ですよ』と言おう。」
「おっと、これは謂れの無いクレームかも・・・慎重に対応しないと。」
などなど、今のところAIには電話先から相手の感情や人間性を察する機能はありません。(あったとしても、問題解決と同時進行はできません。)
だからこそ、そこに人間の仕事=人間性が生きるのです。
理屈ではない直感、身を以って得た経験、表情や言動からにじみ出る人柄。
これらが今後の人間の仕事に求められてくるのではないでしょうか。
物が豊かになり、情報も豊かになった現在、
次の時代は心の豊かさを求める時代になるといわれています。
つまり「人と人」「共感」に、より価値が高まり
人間性の豊かな、多くの人に共感できる人に仕事が集まるのです。
だからこそ、デジタル人間ではなく
お子さんの心と思考が豊かに育つ環境が大事だと私たちは考えています。
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