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【火1】誰のブロック??

2021/12.17

こんにちは!
キッズプログラミング教室「イフキッズアカデミー」
えりちゃん先生です!


※クラス分け
【火1】・・・火曜日16:00〜17:30
【火2】・・・火曜日17:40〜19:10
【木1】・・・木曜日16:00〜17:30
【木2】・・・木曜日17:40〜19:10
【土】・・・土曜日10:00〜11:30
【日】・・・日曜日10:00〜11:30


今回は火曜前半のレッスンを報告します!
*2本立ての2本目です。

私が担当した生徒さんはS.Sくん(小3)、Kくん(小4)、Tくん(小2)でした。
それではレポートスタートです!

まずはロジカルコースのS.Sくんから。
前回に引き続き、お肉焼きの課題を進めていきます。

今回はお肉を焼いている火を、ゆらゆらと揺らすブロックを作っていきます。

え「前回お肉揺らしたから、火の揺らし方はわかるかな?」
S.S「うん!わかるよ!」

自信たっぷりなSくん。
「できたよ!」と声をかけてくれたので見てみると、ゆっくりと火が揺れています。
すぐにできちゃいました!

え「じゃあ次は最後の手順ね。」
S.S「もう最後かー。」
え「スペースキーを押したら揺れてるお肉が止まるようにしてほしいんだ。」
S.S「どうやるの??」
え「いろいろやり方はあるけど…、スプライトの動きを止める専用のブロックがあったはずだよ。探してみて。」

動かす方法はわかるけど、止める方法はなかなか思いつかず苦戦している様子。
「制御ブロックの中にあるよ」とヒントを出すと「スプライトを止める」という名前のついているブロックを見つけました。

S.S「でもこれどれ使えばいいの?」
え「Sくんはどれだと思う?」
S.S「ん-と、スプライトのほかのスクリプトを止めるってやつかな。」
え「じゃあそれで試してみようか。」

実行してみると…、火は止まりましたがお肉は動いたままです。
それもそのはず。Sくんが「お肉」の動きを止めるために作ったブロックは「火」のブロックとして配置していたのです!

右上に「どのスプライトのブロックを作っているか」わかるようにスプライトが表示されています。

止めたいのはお肉なので、お肉のスプライトに作ったブロックを移動させて実行してみると…、今度はお肉の動きだけが止まって火は動いていました!
完成です!↓

え「完成だね!じゃあ次の”花火”の課題をやってみよう!」

ということで、打ち上げ花火を夜空に咲かせる作品を作っていきます。
まずは打ちあがった花火のスプライトを作り、1つだけ花火を打ちあげられるようにしてみます。

え「じゃあこの花火の出発する場所と、打ちあがった場所を決めとこうか。」

スプライトの位置を調節して2つの位置を決めることができました。
そこを行ったり来たりするブロックを作ったところで今日はタイムアップ。

わからないよーと言いながらもヒントを上げると「これかな?」とあっているブロックを見つけることができるSくん。
何を使えばよいかがわかってきている証拠ですね!
これからは一歩レベルアップして、自信をもってブロックを選んでいけるように頑張っていきましょう!

続いても同じくロジカルコースのKくん。
前回に引き続き、スクラッチの問題集を進めていきます。

今回からは新しく「ボール避けゲーム」の作成に挑戦です。
5個ランダムに配置されたボールを避けながらゴールを目指すゲームです。

え「まずはボールを5個用意しようか。」
K「何にしようかなー。」

いろいろ試しましたが、野球ボールに決定です。

K「いろんな場所だから”どこかの場所に行く”ブロックでしょ?」
え「惜しい!確かにそれもいいんだけど、今回は場所にルールがあるんだ。」
K「えーめんどくさい…。」
え「そう言わずやってみてよ。xとyの数を決められるブロックは何だったかな?」

ということで、x座標とy座標を決めるブロックを用意します。
今回ボールのx座標は問題に指定があります。
なので、まずはその数をどんどん当てはめていきます。

え「yの数なんだけど、ー180~180からランダムに決めるってルールなんだ。ランダムってどんなブロック使うんだった?」
K「えー、なんだっけ??」
え「緑色のブロックだったよ。」
K「あ、これかな。」
え「そう!それだね。じゃあ数を変えてみようか。」

ランダムに数が決められるブロックを用意して、yの数をー180~180の間になるように修正します。↓

これをほかのボールでも作ることで、場所を決めることができました!↓

実行してみるとこんな感じ

続いて、猫の動きを作っていきます。
猫は自動で前に進んでいきます。
スペースキーを押したら右上に進み、スペースキーを押さないと右下に進みます。

え「まずは猫をまっすぐ進めようか。ずっと前に進むにはどうしたらいいかな?」
K「えーっと…こうだよ。」
え「そうそう!じゃあ、そのずっとの中に”もし~でなければ”ブロックを用意しようか。」

Kくん、猫が前に進むブロックを作るのはもうお手の物。
続いてスペースキーを押したとき、押さなかったときの処理を作ります。

え「もしスペースキーが押されたらていう風にしてみようか。」
K「うーん…、なんだっけ?」
え「調べるブロックにあるよ。」
K「あった!これだ!」

もし、の条件ができたところで、上下に動く処理も作ります。
縦に動くのはyだとわかっているので、数を変えていきます。

え「下に動くときってどうしたらよかったっけ?」
K「えーっと…、んん??」
え「数字の先頭になんか記号をつけてねーって言ってたんだけど…覚えてるかな?」
K「あ、マイナス?」
え「そうそう!」

ということで、上下の処理も出来上がりました!↓

実行してみると…想像通りに動きました!
ここまでできたところで今日はタイムアップ。

Kくんはいつも好きな動きをさせて遊んでいるので、動きはだいぶ簡単にできるようになってきましたね!
次回はボールに当たったらゲームオーバーになるという処理を作っていくので、頑張って完成を目指しましょう!

続いても同じくロジカルコースのTくん。
前回に引き続き、ひもくじを作っていきます。

今日は最後の手順、「景品を表示する」という処理を作っていきます。

え「景品だけ見えるようにするには、ほかの子たちは見えてていい?」
T「駄目だよ。」
え「じゃあ何ブロック使って見えなくする?」
T「ん-と、隠すかな。」
え「そうそう、じゃあやってみよう」

隠すブロックを使って景品以外の時は非表示になるようにブロックを作りました。↓

レックウザのブロック

実行してみると…ちゃんと景品だけが表示されました。

え「じゃあもう一度旗ボタン押してみて。」
T「押すよ?…あれ、表示されない!」
え「そうだね、さっき景品だったのだけしか表示されてないね。」
T「どうする?」
え「旗ボタン押されたらみんな表示する、ってすればいいんじゃないかな?」

ということで、旗ボタンが押されたらみんな表示できるようにブロックを追加しました。↓

もう一度実行してみると…今度は2回目に旗ボタンを押したときにみんな表示されるようになりました!
完成です!

続いて「噓つきさがし」の課題に入ります。
3人の登場人物の内、誰が噓を話しているのかを当てるゲームです。

え「まずは司会者の画像を用意しようか。」
T「わかった。」

なかなか決められなくて悩んでいましたが、ポケモンのゲームに登場した主人公のライバル『ジュン』に決定。
画像の余白を消しているところで今日はタイムアップ。

今日はちょっと集中が切れてしまって、いつもならわかる問題もなかなか進みませんでした。
ただ、ヒントを何回か伝えると正しい場所に正しいブロックを置けるのでそこはばっちりです!
次回は3人の登場人物のスプライトを用意するところからなので、好きなポケモンシリーズから選んでみましょう!


次回のレポートもお楽しみに!

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