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【火1】火を揺らすってどんな動き?

2022/01.27

こんにちは!
キッズプログラミング教室「イフキッズアカデミー」
えりちゃん先生です!


※クラス分け
【火1】・・・火曜日16:00〜17:30
【火2】・・・火曜日17:40〜19:10
【木1】・・・木曜日16:00〜17:30
【木2】・・・木曜日17:40〜19:10
【土】・・・土曜日10:00〜11:30
【日】・・・日曜日10:00〜11:30


今回は火曜前半のレッスンを報告します!
*2本立ての2本目です。

来てくれた生徒さん生徒はS.Sくん(小3)、Dくん(小3)、M.Sくん(小3)、Tくん(小2)、Yくん(小3)でした。
私が担当したのはTくん(小2)とYくん(小3)の二人。
それではレポートスタートです!

まずはロジカルコースのTくんから。
前回に引き続き、お肉焼きのアプリを作っていきます。

前回完成直前だったお肉焼きに2つ要素をつけ足して完成を目指します。

1つ目は「火とお肉を揺らす」に挑戦!

え「お肉焼くときって火もお肉もゆらゆらしてない?」
T「うーん?」
え「お母さんがお料理するときって、(フライパンを動かす動作をしながら)こんな感じで振ってない?」
T「あー、確かにね。」
え「そんな感じをイメージして、火とお肉を揺らしてほしいんだ。」

何をするのかがわかったところで、まずは揺らす方向を決めます。
Tくんは斜めに動かすことにしました。

斜めに動かすにはどのブロックを使うかというと、”〇度回す”ブロックです。
Tくんこれは覚えていたようで早速組み立てていきます。

できたよ、声をかけてくれたので一緒に見てみると…火が左に15度回っています。
それをずっと繰り返しているのですが、左に15度回る→まっすぐに戻る→左に15度回る…と動くので、右には傾いてくれません。

T「これ元に戻るだけで右にはいかないんだよね。」
え「そっか、これって火の向きは最初いくつなんだっけ?」
T「90だよ。」
え「そうだね、そこから左に15度回ると数はいくつになる?」
T「えーっと15を足すから…105だよ。」
え「そう!そのあと右に15度回るといくつになるかな?」
T「えーと…あ、これ15引いてるのかな。」
え「そうそう、引いてみて。」
T「90になったよ。最初と一緒じゃん。」
え「そうなの。だから最初の向きと同じ向きになっちゃうってことだね。」
T「じゃあどうするの?」
え「90になったら右にさらに回してみたらどうかな?」

向きが90だった火に15を足して105の向きにする→15引いて90の向きにする
この動作を繰り返していたので均等に揺れてくれなかったんですね。
もともとあったブロックにさらにブロックを追加してイメージ通りに動くように修正しました!↓

最初のうまくいかなかったブロック
イメージ通りの動きをしたブロック

火の動きが完璧にできたので、これを真似してお肉も揺らすことができました!

続けて2つ目の「スペースキーを押したらお肉の動きを止める」に挑戦します。

動きを止めるには制御ブロックから”○○を止める”ブロックを使います。

”スペースキーが押されたとき”ブロックの下に”○○を止める”ブロックをつけて動作を確認します。

T「全部止まっちゃったよ。」
え「何ブロック使ったの?」
T「え、これでしょ、止めるやつ。」
え「うん、そうだね。でも文字はなんて書いてある?」
T「すべてを止める?」
え「うん。すべてじゃなくてお肉だけ止めてほしいんだよね。」
T「あ、そっかぁ。じゃあ違うやつを選ばなきゃだ。」

”○○を止める”ブロックには3つ種類がありますが、Tくんどれを使えばよいかわからなかったようで全部試してみました。
ちゃんと動いたのは3種類目の”スプライトのほかのスクリプトを止める”ブロック。
このブロックを使うとほかのイベントブロックにくっついているブロックが止まります。

正解がわかったので他のお肉にも同じようにブロックを追加して、完成!

少しだけ時間があったので、次の花火の課題のために花火の絵を用意して今日はタイムアップ。

ブロックはどれを使えばいいのか?がだんだんわかってすらすら選べるようになりましたね!
この調子で次の花火の課題も頑張って進めていきましょう!

続いては同じくロジカルコースのYくん。
前回に引き続きスクラッチの問題集を解いていきます。

前回はじゃんけんゲームを半分くらいまで完成させていました。
今回はゲームの勝敗を決める処理、あいこの時にもう一度じゃんけんができるようにする処理を作っていきます。

Y「あいこは難しいからできない。」
え「そう?じゃあ先にゲームオーバーの時のやつを作ってみようよ。」
Y「ゲームオーバー?」
え「うん。3回勝つか、3回負けたらゲームオーバーにしてほしいな。」
Y「うーん。」
え「何回勝ったかのポイントをどっかに記録してみて。何ブロック使うんだった?」
Y「えー、わかんない。」
え「Yくんもういっぱい使ったことあるやつだよ。オレンジ色っぽいのから探してみて。」

最初はわからないよ~と言っていたYくんでしたが、ヒントを上げると”変数”ブロックを使うんだなと思いだしました。
勝った回数と負けた回数を記録する変数を作りました。
勝った回数は「大岡山」、負けた回数は「大阪」という名前の変数に記録します。

え「じゃあそこの数を増やしていかないとだね。」
Y「勝った時だから…ここ。負けたときはここ…。」
え「そうそう!」

じゃんけんで勝った場合、負けた場合の処理を作ったところに回数を1増やすブロックを追加しました↓

回数が記録できたので3回勝ったらor3回負けたらゲームオーバーという処理を作ります。

え「じゃあまずは3回勝ったらっていうのを作ってみようか。勝ちポイントはどっちに入っているんだっけ?」
Y「大岡山だよ。」
え「じゃあ大岡山がいくつだったらゲームオーバー?」
Y「3だね。」
え「そうだね、じゃあそれを使ってブロックを組み立ててみよう。」

”もし”ブロックを使って3回勝ったら、という処理を作ってくれました。
それを真似して3回負けたら、という処理も作れました!↓

え「OK!じゃあそれはどこにくっつける?」
Y「えーと、最後?」
え「そだね。じゃあそれでやってみようか。」

実行してみるとじゃんけんは1回しかできません。

Y「あ、これもしかして3回繰り返す?」
え「ん-、惜しい!3回だけではないかな。3回連続で勝ったり負けたりしたらそれでいいかもだけど、あいこになったりもするかもでしょ?」
Y「確かに。」
え「ゲームが終わるのはどんな時?」
Y「大岡山が3か岡山が3の時。」
え「じゃあそのどっちかになるまで繰り返せたら…」
Y「あ、そっか!」

ひらめいたYくん。
”○○まで繰り返す”ブロックを使って「3回勝つor3回負けるまで」ゲームを繰り返しできるようにしました。↓

実行してみると…最初に難しい、わからないと言っていたあいこの時もじゃんけんが繰り返しできるようになりました!

Y「あれ、あいこできるようになってる。」
え「そうそう。なんでだと思う?」
Y「えー、繰り返してるから?」
え「そうそう。3回勝つか負けるまでゲーム続けるっていうブロックにしたからあいこの時も繰り返してくれるんだね。」

ちゃんと3回勝つ、負けるを実践してみてゲームオーバーになるのも確認できました!
完成です!

あと少し時間があったので次の問題に進みます。
第25問目は「矢印キーを押したらその方向に猫が進む」という課題。

え「あ、これYくんには簡単かもだよ。」
Y「え、そうなの??」
え「矢印キー押したらそっちに動くっていうのは得意じゃない?」

先生の言葉で問題を読んでみるYくん。
「あ、めっちゃ簡単じゃん。」と言ってあっという間に作ってくれました!↓

実行してみると、ちゃんと矢印キーの方向に猫が動いています。
上下左右でxとyどちらを使えばよいか、またマイナスとプラスどちらの数字を使うのかもばっちりですね!

完成したところで今日はタイムアップ。

Yくんはやる気になってスイッチが入るまで少し時間がかかりますが、スイッチが入ると途端に進んでしまうのでびっくりです!
小学生には難しい「<」や「>」、「または」「かつ」などの演算ブロックもちゃんと使いこなせていましたね!
スクラッチの問題集もあと少しになりました。
この調子で次の問題も解いていきましょう!

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次回のレポートもお楽しみに!

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