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【木2】ループ?

2022/10.22

こんにちは!
キッズプログラミング教室「イフキッズアカデミー」
あさみ先生です!


※クラス分け
【火1】・・・火曜日16:00〜17:30
【火2】・・・火曜日17:40〜19:10
【木1】・・・木曜日16:00〜17:30
【木2】・・・木曜日17:40〜19:10
【土】・・・土曜日10:00〜11:30
【日】・・・日曜日10:00〜11:30


今回は木曜後半のレッスンを報告します!

生徒はHちゃん(中1)、Rくん(小5)、Pくん(小4)、Tくん(小3)でした。
それでは、レポートスタートです。

まずはHちゃん。
Hちゃんは前回に引き続きスクラッチの修了試験に取り組んでもらいました。

Hちゃんは『ブタのしっぽ』というトランプゲームを作成中です。
前回、出されたトランプのカードの色が違っていた時に、両方のカードを消すという部分がうまくいかなくなってしまい修正でしたので、その続きから取り組んでもらいました。

あ「1か月ぶりぐらいのレッスンだけど、前回何やってたか覚えてる?」
H「はい。」
あ「カードを消す処理の修正が途中だったね。どうしたらうまくいきそうか考え直してみて?わからなかったら聞いてね。」
H「はい。」

Hちゃんは集中して全体を見直し、どうしたらうまくいくかいろいろと考えてくれていました。
ですがなかなかうまくいかない様子で、

H「先生。どうしたらカードがうまく消えるのかがわからないです。」
あ「今、片方は消えてるの?」
H「はい。」
あ「それは、あるカードの組み合わせのときだけじゃなくて、どのカードを使っても同じ?片方だけ消える場合でも、上だけ消えるのか、下だけ消えるのか、赤だけ消えるのか、黒だけ消えるのかっていろいろあるから、どのパターンか一様確認しておいた方がいいかな。」

とどのパターンでうまくいかないのかをまず調べてもらいました。
調べてもらうと、色は関係なく上だけが消える形でした。
答えは教えてあげられないので、処理の流れのイメージを伝えるとまたメッセージを使って取り組み始めてくれました。

ただ、両方消えはしたのですが他の出していない裏面のカードも消えてしまっていました。
原因は全てのパターンで同じ消す処理へのメッセージを投げていることでした。

やり方として、2つの方法があることを教えてあげると、ブロックが多くなり大変ですが、どのカードから送られてきたかによってメッセージを分ける方法が、Hちゃん自身がわかりやすいとのことだったので、その形で修正をしていってくれました。

今回は、修正途中で時間がきてしまい終了となりました。
次回こそ、カードを消す処理がうまくいくようにしていきましょう!

次はRくん。
Rくんは前回に引き続き、スクラッチの『ガチャガチャ』に取り組んでもらいました。

前回、レアな景品を10%の確率で当たるようにするために、10%について説明をしたところで終了していました。

前回、まだいまいちピンと来ていない様子だったので、今回もまずは10%にするためにはどうしたらいいのか、景品に番号を振っていく形で一緒にホワイトボードに書き出していきました。

ホワイトボードに書き出して一緒に整理していくことで、なんとなくはわかってくれたようだったので、ランダムに景品を出す方法を考え始めてもらいました。
Rくんは始め、いろいろ考えてブロックを組み合わせてくれていたのですが、なかなかわからないようでした。

あ「大丈夫?」
R「…。」
あ「今、乱数のブロックを取ってきてるよね。それはあってるよ。乱数はいくつからいくつにするんだっけ?」
R「…。」
あ「さっき一緒にホワイトボードで確認したよ。」
R(「◯から◯の乱数」ブロックに1から10と入力)
あ「そうだよね。ランダムに番号を決めたら、その番号によって表示する景品を変えたい。今、ランダムに数字を決めたけど、それはどこかに保存しておかないと消えちゃうよ?保存するときには何を使うんだっけ?先生が箱って言ってるもの。」
R「…。」
あ「わからなかったら、スクラッチの使い方3番を見返してみて。」

と見返してもらうと、変数を使うことを見つけて変数に保存してくれました。

あ「保存ができたら、今度は表示する景品を分けたい。分けるときに使うブロックは覚えてる?」
R「…。」
あ「わからなかったら、また使い方のテキストを見返してみて。」
R「…。(テキストを確認)」
あ「わかった?」
R「…。」
あ「わかったかわからなかったか教えてほしいなー。わかった?わからなかった?」
R(首を横に振る)
あ「それはどっち?」
R「わからない。」

と分ける方法がわからないことがわかったところで、今回は時間がきてしまい終了となりました。

次回は、スクラッチ問題集の分ける処理を使う課題をもう一度取り組みなおし復習をしていきましょう。
少しずつ、うなずいたり首を振るだけではなく、口で伝えられるようにしていきましょうね!

次はPくん。
Pくんにはまず、プログラミングカーの課題に取り組んでもらいました。

あ「今回は、ループを使う課題だね。まず、先生が使い方を説明するね。」
P「はい。」
あ「例えば、スタート地点とゴール地点が一緒で、ぐるっと一周するような道順のとき、命令を並べると「前」、「右に曲がる」、「前」、「右に曲がる」、「前」、「右に曲がる」「前」ってなるよね?」

P(うなずく)
あ「今、並べた命令で同じ流れの処理があるんだけど、どこかわかる?」
P「…?」
あ「「前」、「右に曲がる」っていうのが何回も出てくるよね?」
P(うなずく)
あ「この、同じ動きを何度もしているところを1つのセットとしてループに登録する。そうすると、今ループに登録した「前」、「右に曲がる」っていう動きをしたいときには「前」、「右に曲がる」の2つの命令をかざすんじゃなくて、ループをかざすと2つの命令をしてくれるようになる。」

とループの使い方を実際に動かして説明し、使い方がわかったようなので、さっそく1つ目の課題に取り組んでもらいました。
こちらは特に躓くことなく、スムーズにループを使って指定の道順を進むことができていました!

ただ、2つ目の課題がなかなか思うようにいかないようでした。
2つ目の課題は、「公園⇒花屋⇒郵便局⇒パン屋⇒郵便局⇒花屋⇒公園」という道順を、前3枚、右に曲がる2枚、左に曲がる1枚だけになるようにループを使って動かそうというものでした。

いろいろと考えてくれていたのですが、指定の枚数だけの命令で進む方法がなかなかわからないようでした。
Pくんはいつも紙の命令を並べず、頭の中だけでスムーズに進んでいくのですが、今回も頭の中だけで考えながら取り組んでいました。
ループに登録する繰り返しある処理を頭の中だけで見つけるのはなかなか難しいので、まずは紙で並べてもらい、一緒に同じ箇所を探していき何とか見つけることができ2つ目も完成となりました。

残りの時間があまりありませんでしたが、タブレットの新しい課題にも取り組んでもらいました。
今回の課題は指定のブロックを使って自由にお話を作るというもので、Pくんは『水族館でかくれんぼ』というお話を作ることを決め、作成している途中で時間がきてしまい終了となりました。

次回も、ループの課題なので命令を並べて同じ箇所を見つけていきましょう。
タブレット課題も完成を目指していきましょうね!

最後はTくん。
Tくんは前回に引き続き、スクラッチ問題集の『繰り返しのやり方』の課題に取り組んでもらいました。

現在取り組んでいるのは『じゃんけんゲーム』で、じゃんけん結果によって処理を変える部分を作成中です。
前回、勝ったときと負けたときの処理を作成したのですが、最後に確認をしてみるとチョキだけうまくいっていて、グーとパーがうまくいっていない状態でした。
なので、今回はグーとパーがうまくいかない原因を見つけるところから取り組んでもらいました。

あ「前回、最後に確認してチョキだけうまくいってたよね?」
T(うなずく)
あ「だからまず、チョキと見比べてみて、グーとパーのどこが変なのかを探してみて!」
T「はい。」

Tくんは確認し、修正をしてくれたようで、しばらくすると

T(手を挙げる)
あ「できた?」
T「はい。」
あ「じゃあ、確認しよー。」
(確認)
あ「あれ?勝ってるはずなのに負けのカウントが増えてるな。処理が長いから大変だけど、もう1回上から確認しなおしてみて!スクロールすると確認が大変だから、横に並べて確認すると良いよ。」

ともう一度確認をし直してもらいました。

T「先生。」
あ「できた?」
T(うなずく)
(確認)
あ「グーは大丈夫だね!パーもできてる?」
T(うなずく)
(確認)
あ「うん、OK!1つずつしっかり見返せばできるでしょ?」
T「はい。」
あ「よし。じゃあ、勝ったときと負けたときに行う処理がもう1つあるから、問題を確認してみて。」

と確認してもらったところで、今回は時間がきてしまい終了となりました。

次回こそ、結果判定の全ての処理を完成させましょう!


次回のレポートもお楽しみに!

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