こんにちは！
キッズプログラミング教室「イフキッズアカデミー」
あさみ先生です！

※クラス分け
【火1】・・・火曜日16:00〜17:30
【火2】・・・火曜日17:40〜19:10
【木1】・・・木曜日16:00〜17:30
【木2】・・・木曜日17:40〜19:10
【土】・・・土曜日10:00〜11:30
【日】・・・日曜日10:00〜11:30

今回は火曜前半のレッスンを報告します！

生徒はKくん（中2）、Sくん（小6）でした。
それでは、レポートスタートです。

まずはKくん。
Kくんは前回、Unityの『3Dステージを作ろう』で「生き残りゲーム」の作成が完了しました。

今回は、「インポートの設定」を学習しながら課題に取り組んでもらいます。
インポートの設定は、ゲームを作成する際に取り込む素材の品質や最適化を行うために重要な手順になります。

Kくんはさっそく取り組み始めてくれましたが、途中意識が別のものにいってしまっているときもありました。

あ「Kくん。エラーは出てない？」
K「…。」
あ「Kくん。」
K（うなずく）
あ「今日1-2完成目標だからね。」
K（うなずく）

Kくんは少しマイペースですが、Kくんなりに少しずつ進めてくれて50分程経過したときに

あ「どう？できた？」
K（うなずく）
あ「じゃあ、内容を説明してください。」

先生が画面を見てしまうと、マウスカーソルで文章を指すだけで説明をしてくれないときがあるので、画面は見ずKくんの口から説明してもらう状況を作りました。

K「音声をしゃべるようにする。キーを押したら。」
あ「OK。何のキーを押したとき？」
K「プログラムは全部あってて、（プログラムを見ながら）スペースを押したときなんだけど…。あっ。」

説明をしながら、プログラムは合っているけどうまくいかないと思い込んでいた間違いを、自分で見つけることができていました。

Kくんは下記画像のGetKeyDownで指定するキーがSpaseではなく、Escapeになっていました。

そこを修正し、ブレークポイントを使って動かしながら自分が想定している部分を通っているかの確認方法も改めておさらいし、1つ目の課題が終了となりました。

今回は残り10分程となってしまったのですが、残りの時間で次の課題に取り組もうとしてくれていました。

あ「新しい課題は今何ページまでいった？」
K「まだダウンロードしてる。」
あ「ダウンロード？」
K「今まで1~4みたいだったけど、今回ミッションごとに分かれてたからダウンロードしなおしたほうがいいのかなって。」
あ「うん？しなくて大丈夫なはず。プロジェクト開けたら見せて？」
K「はい。」

今まではプロジェクト内にミッションごとのフォルダ分けはされず、Mission1~4といった1つのフォルダがあったのですが、今回はMission1,Misson2といった形でフォルダがわかれていたようでした。

あ「今回はミッションごとに使う素材だったり、内容が全く別物になるからフォルダ分けされてるだけだね。今まではミッションごとに内容がわかれてるんじゃなくて、機能が分かれてて最後のミッションまでやって1つのゲームって感じだったからフォルダはわかれてなかっただけだね。」
K「そういうことか。」

プロジェクトを作成してインポートする作業は読み込み等で時間がかかってしまう部分なので、不要な手順はできるだけ減らしていきましょう。

今回ミッションごとに作り直す必要がないこともわかったので、次回以降スピードを上げて進めていきましょう！

次はSくん。
Sくんは前回に引き続き、Unityの「追いかけっこゲーム」で3Dの学習に取り組んでもらいました。

Sくんは今回も集中して取り組み始めてくれ、20分ほど経つと

S「できました。」
あ「確認しよう。どういう内容か説明して？」
S「敵がプレイヤーを追いかけるようにする。」
あ「OK。じゃあ、動きを見せて？」
（動作確認）
あ「動きはOKだね！じゃあ、今回も使った命令について質問しようかな。まず、12行目は何をしてるの？」
S「…。（考える）プレイヤーを追いかけてる。」
あ「じゃあ、20,21行目は？」
S「…。（考える）プレイヤーが動いた通りに動いてる。」
あ「うん？それって追いかけるのとは違う？12行目と20,21行目は同じことをしてるの？」

Sくんはチェック表を使うことで、まずテキスト通り漏れなく作成することはできるようになってきました。
ただ、テキストの説明から意味を読み取り、しっかり自分がわかる状態までつなげるというのことはまだできていない部分も多いので、最近は説明してもらい理解できているかどうか確認する場面を増やしています。

今回も具体的にどこで何をしているのかは理解しきれていませんでした。

あ「12行目のFindは何をしてるんだろ？」
S「（テキストを見返す）プレイヤーという名前のオブジェクトを探してplayerに代入。」
あ「そうだね。具体的に”何を”代入してるのかはわかる？」

プレイヤーオブジェクトを代入しているという言葉自体はあっているのですが、その言葉で具体的にSくんがどういう情報を持っているのかわかっているかが、代入したデータを使ううえでは重要になります。

Sくんは今回も自分で何とか答えを見つけようとしてくれていたのですが、UnityはScratchより難易度が高いので自力でテキストから見つけるだけでは解決しないこともあります。

あ「Sくん。前回も自分でずっと考えてくれてたけど、調べたり、質問することも必要だよ。特にUnityはScratchより難しいから、今取り組んでいるテキストだけで答えを見つけられないものも多いからね。」
S（うなずく）
あ「じゃあ、前回みたいにまず調べてみよう。」

と今回もネットを使って調べてもらったうえで、イメージしやすいよう具体的にどの情報を持っているのか、代入したデータを使ってるのがどの箇所かUnityの項目を行き来しながら説明し理解してもらいました。

ついでに、前回調べたGetKeyについて再度質問してみると、覚えていないということだったので、もう一度調べなおしてもらい、コメントを記載してもらいました。

今回はここで時間がきてしまい終了となりました。
質問することは悪いことではないので、わからない部分はしっかり質問し少しずつ理解していきましょう！

次回のレポートもお楽しみに！

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