こんにちは!
キッズプログラミング教室「イフキッズアカデミー」
池ちゃん先生です。
ある程度プログラミングに慣れてきたお子さんには、
「自分の作りたいもの」を紙に書いてみる事をお勧めしています。
この、「自分の作りたいものを一度書き出してまとめてみる」
という作業の事を、プログラミング用語で「設計」といいます。
設計には「外部設計」と「内部設計」があります。
順番としては、外部設計の後に内部設計を行います。
外部設計とは?
例えばゲームを作る場合は「どんなゲームを作ろうかな?」と考えることです。
「次々と出てくるボスを倒していくゲームにしよう」とか、
「〇〇みたいなゲームにしよう」
「敵のキャラクターはこういうキャラクターにしよう。」
などなど。
作ろうとする作品に盛りこみたいことを全部書き出します。
内部設計とは?
外部設計で考えた通りに作品を作るために、
「どういう風にプログラムすればいいかな?」と考えることです。
「上下左右キーを押すとキャラクターが動く」
「スペースキーを押すと攻撃する」とか
「長押しすると必殺技をだす」
「残りHPを計算するための変数が必要」などなど、
プログラミングするのに必要なものを書き出します。
まずは一度頭の中でプログラムを作ってみて、紙に書いて説明する感じですね。
なぜ紙に書き出すといいのか?
設計せずに思いついた通りに考えながらプログラムを作ることもできます。
それはそれで楽しいですよね!
でも考えながら作ると、
「どんなゲームにするか考える」と「プログラムを考える」を同時に行うことになるので考えが分散されてしまい、アイディアが浮かびにくくなってしまいます。
なので、一度頭の中にあるアイディアを書き出すという作業はとても大事です。
考えていることを書き出しているうちに、
「あ、こういうアイディアもどうかな?」とか、
「これは無い方がいいかなぁ」など気づくことができます。
書き出すことに慣れていないお子さんには、
大人が話を聞いてあげて、代わりに書き出してあげるのもいいと思います。
自分で書き出しやすいように、枠を書いてあげてもいいですね。
まずは大人と一緒に設計をしてみて、
そのうち慣れてくれば自分でできるようになれば、すごい成長ですよね!
プログラマーに限らず、「自分の考えていることを書き出してまとめる」という技能は将来どんな仕事でも必要になる技能です。
教室に来てくれているお子さんたちには、
プログラミングを通して、この力を自然と身に着けてもらいたいなぁと思っています。
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