こんにちは!
キッズプログラミング教室「イフキッズアカデミー」の
代表の山本です。(※池ちゃん先生ではありません。社長です)
突然ですが、「21世紀型スキル」って聞いたことありますか?
子供たちが大人になったときに求められるスキルで、
国際機関が世界標準として発表していて、各国が子供の教育に取り入れています。
具体的には、以下の4領域10スキルです。
【思考の方法:Ways of Thinking】
1.創造力とイノベーション
2.批判的思考、問題解決、意思決定
3.学びの学習、メタ認知(認知プロセスに関する知識)
【仕事の方法:Ways of Working】
4.情報リテラシー
5.情報通信技術に関するリテラシー(ICTリテラシー)
【仕事のツール:Tools for Working】
6.コミュニケーション
7.コラボレーション(チームワーク)
【社会生活:Skills for Living in the World】
8.地域と国際社会での市民性
9.人生とキャリア設計
10.個人と社会における責任(文化的差異の認識および受容能力を含む)
日本でも既に取り組んでいるのは、ご存知ですか?
タブレット端末を導入している自治体や学校がそうなんです。
4.のスキルですね。
リテラシーとは言い換えると「テクノロジーの力を利用できること」です。
21世紀型スキルってどんな能力?
分かりやすく会話風に説明すると……
【登場人物】
国際機関のAさん(以下A)、Bさん(以下B)、Cさん(以下C)
A:「情報化(IT化)とグローバル化がどんどん進んでいってるので、
子供たちが大人になったときに、どんな未来になってるのか正直想像つかなくない?」
B:「あー、確かにそうかも。おれらの子供たち大変だよなー。
なんか、安心して幸せに暮らしていけるようにしてやるには、
どうすりゃいいんだろうね?」
C:「じゃあさ、自分で考えて、正しい判断をし、適切に行動できる能力を
今から磨いておくようにしてみるのは?そしたらどんな状況になっても、安心して幸せに暮らせる状態を自分で作れるんじゃない?」
A:「あ、それいいじゃん!」
C:「それを「21世紀型スキル」ってことで、ひとまとめにして世界標準として発表しようよ!」
B:「とりあえず10個思いついたんだけど、グループ分けしたら4つになったので、最初はそれでいいよね?」
AC:「さんせ~い!」
国際機関の人たちが、
こんな適当な会話で世界標準を決めているとは思えませんが、
だいたいこんなイメージで伝わったでしょうか? 笑
「どんな未来になってるのか正直想像つかなくない?」
というのは、今まで当たり前に存在していたものが、
当たり前ではなくなってくるということです。
例えば、分かりやすいもので言うと、駅の改札です。
私たちが子どもの頃は、電車に乗るときは切符を買って、
それを駅員さんに渡して切符を切ってもらっていました。
こんな感じでした。
今では、そんな光景もすっかりなくなり
自動改札機がその仕事をしていますよね。
自動改札やICカードにもプログラミングが使われています。
今は、10年前には当たり前だった職業がなくなり、
存在すらしていなかった職業が出てきていますよね。
ということは、10年後も同じことが言えて、
今の段階では想像もできないニーズが生まれ、
それに対応する職業ができるだろう、と予測できます。
ひと昔前の日本のシステム
「終身雇用・年功序列」が通用しなくなってきているのは
ご存知の通りです。
一生働き続けられるような職業が減ってくるとしたら、
またある日突然、その職業が必要とされなくなったとしたら、
当然、受け身の姿勢では対応できず、困った状況に陥ってしまいます。
そのために、自分で考えて、正しい判断をし、適切に行動できる能力である
「21世紀型スキル」が必要なんですね。
社会がどんなに変化しても対応できる能力を養っていくことが
求められているわけです。
文部科学省は、教育現場において
問題解決能力を養うことに重点をおき、
「思考力・判断力・表現力等」を育むための
学習活動を推進しているのだそうです。
つまり……
「子供たちが大人になるころには、私たちが想像できない職業も
できていることだろうから、それがどんなものかはわからないけど、
子供たちが困ったことにならないよう、
今から教育を変えて準備しておこうよ。」
ってことですね 笑
もちろん、私たちが運営しているプログラミング教室「イフキッズ」も、
21世紀型スキルを常に意識して、その内容を盛り込んだ人材育成をしていきます。
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